こどもの病院
「今日はどうされましたか?」に答えるの難しくないですか?
いつから、どんな症状かを先生に伝えるには、
できれば、診察室に入る前に頭の中を整理したいところ。
でも実際は、待ち時間に耐えられないこどもをなだめたり、
絵本を読んであげたり、頭も体も大忙し。
やっとの思いでたどり着いた診察室で先生に上手に伝えられたと思ったら、
「保育園で流行っている感染症はありますか?」
あ~なんかあったような、なかったような、、、(悔
何度も失敗してたどり着いた今の私の正解を記したいと思います。
こどもの病状 伝え方の正解は?
小児科(一般的な風邪や熱の時)で伝えたいことリスト
◎いつから(具体的な日・曜日)
◎症状の種類(熱・鼻水・咳・腹痛)
・生活の様子(便の様子・食欲)
・環境(園や学校ではやっている病気・家族の体調・プールや旅行等のイベント)
私の場合(保育園に通う三男くんの熱が続いたときに小児科にて)
「〇日朝から38℃の熱があります。
〇日昼には平熱まで下がりましたが、
夜にはまた38.8℃まで上がってしまい、
今日まで熱は高いままです。
鼻水も少し出ています。
〇日からは、軟便が続いています。
食欲はあまりなくゼリーは食べれるようです。
実は兄弟も〇日頃おそらく学校からもらってきたようで1日だけ熱が出た日もありました。
保育園では何も流行っていないようですが、今週からプールが始まったところです。」
リストの◎の内容が言えれば最低限クリアだと思っています。あとの二つは日頃から注意しておかないと、咄嗟に言葉が出ないので慣れが必要になってくると思います。それについては次の項目で私の工夫を説明します。
もちろん先生の方から「いつからですか~」等聞いてくださいますから、それに答えていけばOKなんですが。
例えば、
先生: 「いつから、どんな様子ですか?」
保護者:「おとといの夜から熱があります!」
先生: 「おとといのよるというと、〇日の夜から熱があるんですね。何度ですか?」
保護者:「おとといの夜は、熱は38度ありました。」
先生: 「熱はずっとあったんですか?」
保護者:「熱はおとといの夜はあったけど、昨日は下がって37度くらいでした。」
先生のヒアリングに一問一答形式で答えていると、会話のラリーが多くなります。その場合、リストの◎を伝えることで終わってしまうこともままあります。◎があれば診断はできますものね。でも、生活の様子や環境を詳しく伝えた方が、よりよい診断や薬の処方につながり、我が子の治りも早くなるのでは?と思っています。うっかり、まくしたてるようにしゃべってしまうこともありますが、先生のタイプも見ながら(手書きカルテ・タイピングの速さ)お話しできると後悔がありません。
記憶に頼らず写真でメモ
📷熱を測ったとき
📷くしゃみが出たとき
📷鼻水が出たとき
📷肌が荒れ始めたとき
こどもが体調を崩すと、私がもらっちゃうこともしばしば
ふらふらになりながら病院にこどもを連れていくのはものすごく大変です。
記憶に頼っているとすっかり忘れちゃうこともあるので、日ごろから「何か変かも?」って思ったらすぐに📷写真を撮るようにしています。写真には日時が記録されますので後から確認しやすいです。
また、保育園や学校でも感染症のお知らせがあります。私の保育園ではお知らせボードに記載され、小学校は連絡用アプリで通知が来ます。それも、見たら📷写真!📷スクショ!普段から癖をつけると頭の中に、記憶を留めておかなくていいので、楽ちんですよ。
難しすぎて珍プレー ~熱さましってなんですか?~
以前、息子3人と私が高熱で病院に行ったとき、主人が先生の質問に答えたときの事。
「熱さましはありますか?」
と聞かれ主人の答えは、
「冷えピタがあります!」
先生と看護婦さんがフリーズしました。私が慌ててフォローし、
「解熱剤は以前頂いた分が少し残っていますが心もとないです。」
主人は、自分の体調不良時もあまり病院に行かない人なので、「熱さまし」が聞き慣れない言葉だったんでしょう…。この出来事から、主人にこどもの病院をお願いするのが少し不安になりましたね。
主人ばかりでなく私も最初の頃は、先生が当たり前に使われる用語に苦戦しました。特に覚えているのが、薬です。「ステロイド系の塗り薬を処方します。」と言われて、混乱。ステロイドってなんかよくないって聞いたことがあるな~。という漠然とした疑問を、先生に尋ねることができずに、家でネット検索。もちろん自分で調べることも大切だと思っていますが、疑問は恥ずかしがることなく先生にすぐ聞く。それが一番不安がないです!
まとめ
いろいろ工夫してもやっぱり難しい!
先生の雰囲気が怖くて緊張する。
シンプルに忘れちゃう~。
いろいろあると思います。もちろんですが完璧に答えれなくても大丈夫ですし、診断に必要なことは先生が聞いてくださいますから、そんなに神経質にならなくても大丈夫です。でも、忘れちゃいけないのは、先生は神の目を持っているわけではありません。体調の悪いこどもを目の前にしたからと言って、すぐに悪いところがわかるわけじゃありませんよね。今苦しんでいるこどもの症状については、そばで見ている私が一番情報を持っています。それをなるべく詳細に伝えることで、こどもが早く良くなってくれる気がする!ならば、ちょっとの工夫を惜しまず頑張りたいなと思います!
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